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オペラ・オペレッタ訳詞家の書斎

「オペラを日本語でわかりたい」三浦真弓の公開データベース

ドヴォルザーク《ディミトリー》:アルブレヒト盤CD:あらすじ

[最終更新:2016/9/17]

ドヴォルザーク:歌劇「ディミトリイ」 (3CD)

ドヴォルザーク:歌劇「ディミトリイ」 (3CD)

  • アーティスト: ゲルト・アルブレヒト(指)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、チョコ・フィルハーモニー合唱団、プラハ放送合唱団/レオ・マリアン・ヴォジチカ(T ディミトリイ)/ドラホミーラ・ドロプコヴァー(Ms マルファ)/マグダレーナ・ハヨーショヴァー(S マリナ)/リーヴィア・アーゴヴァー(S クセーニア)/ペテル・ミクラーシ(Bs バスマノフ)/イワン・クスニエル(Br シュイスキイ),Antonín Dvorák,Gerd Albrecht
  • 出版社/メーカー: SUPRAPHON
  • 発売日: 2005/01/06
  • メディア: CD
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モスクワ:1605-1606年

第1幕

モスクワ、クレムリン宮殿前の広場 *1 に民衆が集まり、[先のツァーリ]ボリス・ゴドゥノフ *2 亡き後、新ツァーリ *3 の任命を待っている。

その頃、モスクワには、[先帝イワン雷帝の遺児を名乗る]ディミトリー *4 が率いるポーランド軍が近づいていた。

モスクワ総主教 *5 イオフ *6 と[ロシア人大貴族]シュイスキー公 *7 はそのポーランド人僭称者を警戒するよう忠告するが、ゴドゥノフの子供達に忠誠を誓っていた人民や大貴族らは、司令官バスマノフ *8 が軍隊を掌握したと告げるやいなや、ディミトリーを支持することを決める。

ボリスの娘クセニアは、暴徒と化した群衆の中から脱出し、シュイスキーとともに逃亡する。

勝ち誇ったディミトリーがモスクワに入城し、[イワン雷帝の未亡人]マルファ *9 と対面する。

マルファは、彼が我が子ではないと見破って失望するが、彼の態度に心動かされ、今まで自分が被ってきた不正に復讐したい一心で、ディミトリーは自分の息子だと公認する。

第2幕

第1場

ディミトリーとマリナ *10 の結婚式が、クレムリンで祝われている。

マリナは、ディミトリーからロシア正教徒に改宗するよう求められたが拒否し、二人は言い争う。

宮廷舞踏会の最中、ロシア人たちと乱暴なポーランド人たちの間で論争が勃発し、ディミトリーの断固たる仲裁で沈静化する。

第2場

ディミトリーは平安を求めて、ウスペンスキー大聖堂 *11 の地下墓所にあるイワン雷帝の墓を訪れる。

そこへ、クセニアが酔ったポーランド人たちから身を隠しにやってくる。

ディミトリーは彼女を暴徒から守ってやり、二人の間に恋愛関係が生まれる。

クセニアが立ち去った後、シュイスキーに率いられた大貴族たちがやってきて、ディミトリーに反逆しようと結束を誓う。

シュイスキーが「本物のディミトリーはずっと昔に死んだ」と断言した時、ディミトリーは、陰謀者たちの前に姿を現して驚かせ、大多数の支持を勝ち取る。

第3幕

戴冠の間で、ディミトリーはクセニアのことを思い出している。

総主教は、群衆の面前で、ポーランド人たちの傍若無人さに対してツァーリの介入を求める。

クセニアは、死刑に処せられかけたシュイスキーへの寛大な措置を懇願するが、自分を守ってくれた人がツァーリその人だと知って驚愕する。

シュイスキーに恩赦が与えられたことで、ポーランド人たちの怒りがふくれあがる。

嫉妬に駆られたマリナは、ディミトリーに彼の本当の素性を明かす。彼は、子供の頃から、イワン雷帝の殺された息子になりすまさせられてきたのだと。

自分が退位することでさらなる大混乱が起こるのを防ぐため、ディミトリーは王位に留まり、マリナを捨てることを決心する。

第4幕

シュイスキー邸の中庭で、クセニアは、裏切られた自分の恋を嘆いている。

ディミトリーは、自分の誠実な想いを彼女に伝えることはできたが、クセニアは、ディミトリーは自分の家族の死の責任を免れないとし、ロシア国家のために生きてほしいと望む。

そのとき、マリナが復讐を果たそうと、クセニアを殺す。

その場でシュイスキーに捕らえられたマリナは、ディミトリーの本当の素性を明かし、人々は仰天する。

シュイスキーがマルファに真実を告げるよう迫ると、ディミトリーは、マルファが偽証の罪に問われることを避けるため、自ら告白する。

シュイスキーは偽のツァーリを撃ち殺し、その亡骸を見下ろして民衆が祈る。

ビゼー《カルメン》:カリクスト・ビエイト演出:あらすじ

Carmen Student Study Guide by Boston Lyric Opera - Carmen Synopsis(p.10)

第一幕

北アフリカのスペイン領セウタ*1にあるタバコ工場の外で、町の駐屯地から出てきた竜騎兵達*2が、タバコ工場の昼休みの女工たちを眺めようと押し合いへし合いしている。
彼らがとりわけ目当てにしているのは、美しくエキゾチックなジプシー女、カルメンだ。
彼女はハバネラ*3 *4を歌いながら、竜騎隊の伍長*5ドン・ホセを誘惑する。彼一人が、彼女に気も留めないそぶりをしていたからだ。
その後、ホセの母親の手紙を持った許嫁のミカエラがやってくる。


工場に戻ると、カルメンは凄まじい喧嘩を起こす。
彼女は逮捕され、ホセに引き渡される。
ズニーガ中尉*6から取り調べを受ける間、カルメンは尋問には答えず、かわりに小憎らしい独り歌を歌う。(つづく)

*1:セウタ - Wikipedia

*2:竜騎兵 - Wikipedia "スペインの竜騎兵は平時において治安維持のため各都市で勤務していた。ジョルジュ・ビゼーのオペラ『カルメン』はセビリアで働く竜騎兵ドン・ホセが、喧嘩騒ぎを起こしたカルメンを牢まで護送する場面から始まる。"

*3:ハバネラ - Wikipedia "ビゼーの《カルメン》の中でカルメンが歌う有名な独唱曲「ハバネラ」(恋は野の鳥)/…/ちなみにビゼーの「ハバネラ」(恋は野の鳥)は、イラディエルのハバネラ《 El Arreglito》の転用に他ならない。"

*4:ハバネラ (アリア) - Wikipedia "『ハバネラ』(Habanera)は、ジョルジュ・ビゼーによるオペラ『カルメン』の中で歌われるアリア。冒頭の歌詞から「恋は野の鳥」(仏:L'amour est un oiseau rebelle)の題名でも呼ばれる。"

*5:伍長 - Wikipedia

*6:中尉 - Wikipedia